大阪西ライオンズクラブさんと皮むき間伐&植樹(戸倉トラスト地にて、2015年5月31日)

先日、戸倉トラスト地にて大阪西ライオンズクラブの皆さんと皮むき間伐と植樹を行いました。参加者数は26名。子どもから大人まで幅広い世代の方々が来てくれました。朝7時半に大型バスで新大阪駅を発車し、10時に戸倉に到着。道中のバスの中ではライオンズクラブの皆さんが、クイズ等の楽しい企画をして下さりました。

現地に到着し、午前中は皮むき間伐です。二人一組になって、一本の木の皮むきです。体力のある方は2本、3本と皮むきしていきました。

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樹皮にのこぎりで切り込みを入れている

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切込みからヘラを入れ、樹皮を剥がす

上手くむけると、樹皮が一周分むけます(下の写真)。

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樹皮をむいた後にでる白い樹肌は樹液に濡れており、ほんのり甘い味がします。クマは、この時期になるとスギの樹皮を剥き、この甘皮をなめます(これを、クマ剥ぎといいます)。

総勢26名で皮むきをした人工林は、2時間足らずで下のように変化しました。

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皮むき前

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皮むき後

このようにすることで、皮むきをしたスギは数年後に枯れ、葉を落とし、林床に日光が当たるようになります。

午後からは、植樹を行いました。樹種はトチノキで、ぜんぶで6本の苗木を、2012年の植樹地の下に植えました。

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トチノ木植樹

 

ここは、先日まで2012年に皆伐したスギの太い丸太が山積みされて、地面を埋め尽くしていました(写真A)。

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写真A:2015年5月17日撮影 材運び出し前

今ある植樹地の下にも新たに植樹ができるように、事前にスギの丸太を搬出して除去しました。

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2015年5月21日:伐採した材を業者に頼んで、川の対岸の道まで林内作業車で引っぱりあげてもらい、軽トラックで運び出した。

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植樹地の南面に新たな地面が現れました。

当日は、大阪西ライオンズクラブの皆さん総出で細かな枝等を片づけるのを手伝って頂いたおかげで、ようやく新たな命を植える事が出来ました(写真B)。

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写真B:5月31日トチノキ植樹後の同地点

戸倉トラスト地には、ブナ・ミズナラ林をはじめとする貴重な植生環境と、豊かな水資源があります。この場所は、地元の方にとっても、野生動物たちにとっても、行きとし生けるものすべてにとって大切な原点です。

スギ人工林から、広葉樹林へ。多くの動物が棲める豊かな自然環境に、実のなる広葉樹林は必要不可欠なのです。戸倉トラスト地には、約1割の面積が人工林は、これまで、様々な方々のご協力のおかげにより、少しづつですが、多様な植生環境が復元しつつあるのです。

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皮むき間伐地にて、記念撮影

 

 

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