岐阜県白川郷で自然林43haを取得!

平成29年3月13日、公益財団法人奥山保全トラストは、岐阜県白川村で自然林43haを購入しました。

取得した自然林は、当財団の13番目のトラスト地となり、これにより当財団の所有するトラスト地の総面積は1987haになりました。

購入資金には、わずかに残る貴重な自然を開発から守って保全してほしいという市民からいただいた寄附金を使わせていただ きました。

ご寄附いただいた方をはじめ、今回のナショナル・トラスト実現にご協力いただいた全てのみなさまに感謝申し上げます。

購入場所地図

取得した白川郷トラスト地(43ha)の概要

 

購入前の現地調査では、周辺でカモシカやツキノワグマ等の生物の痕跡が確認されており、水源の森としても、多種多様な生物の生息地としても保全の意義のある場所として、今回の購入を決定しました。

森林全体が遷移過程にある天然林であるため、今後は手をいれることなく、自然状態のまま永久に保全をしていきます。

ウワミズザクラについたツキノワグマの爪痕

また、岐阜県在住の当財団支援者の方々とともに、トラスト地内部の動物や植生調査等を進め、地域の貴重な財産として水源の森をトラストする意義を広めていきたいと考えています。

かつては日本のどこにでもあった奥山の豊かな原生的な森ですが、開発やスギ・ヒノキの人工林化により、その多くが失われています。

文明の基盤である奥山水源域の豊かな森を保全・復元していくことは、21世紀の重要な課題であり、当財団にもさらなるナショナル・トラストを進めてほしいという声が多く届いています。

今後も、次世代のため、全ての生きもののため、水源の森を守るナショナル・トラスト運動を全国で進めていきます。

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